Waku Waku Gym

「わくわくロケット」ってなあに?~わく通2017年5月号

 
現在すべてのクラスで、新設しました「わくわくロケット」をやってもらっています。

これはボールを投げる動作に近い動きをさせることによって、正しい投球フォームを身につけることを目指しています。

 

投げる動作は基本的に、肩関節を中心とした円運動ですので、肩からボールを放す指先までの距離が長いほど遠心力を利用でき、ボールを遠くに、しかも速く投げることができるのです。

その際にポイントとなるのが肘の高さで、肘が肩の高さよりも上にあったほうが遠心力を有効に利用できるので、肘の高さを体に覚えさせる為に考案したものが、「わくわくロケット」です。

 

これを行わせると強く投げようとしてうまく投げられない子供が少なからずいます。

投げる動作をするときには力みをなくすことが重要と言われますが、それもこのわくわくロケットで習得できます。

今後は5,6,7,8歳以上のクラスでは、上手に腕を振る「回内動作」も習得できるよう指導していきます。

この動作を覚えると、水泳のフリースタイル、テニスのサービス、バドミントンのスマッシュ、バレーボールのアタックなどにも応用できますので、まずはわくわくロケットを利用し、上手に投げる運動ができるようになってもらいたいと考えています。

 

また、実はこの時期にわくわくロケットを行うことには大きな理由があります。

毎年4、5月は長期休み明けで、運動不足、あるいは久しぶりに体を動かす子供が非常に多く、怪我が多い時期でもあります。

熊さん走りの際に子供にゆっくり走らせているのも、子供たちは休み前と同じつもりで体を動かそうとしますので、それによる転倒するのを防ぐためなのです。

そのようなことから、今の時期は怪我の可能性が極力少ない運動を積極的に取り入れています。その一つが投げる運動なのです。

 

五月は新規の子供たちにはジムの雰囲気に慣れてもらい、ベテランの子供たちには早く調子を戻してもらうい、来月以降は、徐々に運動強度や難易度を上げていく予定です。

UA-56816741-1