子供につい言い過ぎてしまうお母さまへ、子育てのヒント

バンコクの朝のひとコマ。
子供がぐずぐずしてなかなか学校へ行く準備をしない。

お母さんはかっとなって感情的に
「こら!」
「早くしなさい!」
「何回言ったらわかるの!」

あるいは暴言を吐いてしまったり、つい手が出てしまう。
そして子どもを送り出した後に自己嫌悪に陥る。

このようなケースはどの御家庭でも珍しいことではないでしょう。

このように叱ることは、
子供にとって最初は効き目があるかと思いますが、
日常的になってくると
「またお母さんが怒っているな」くらいにしか思わなくなるものです。

お母さんにとっても子どもにとっても
朝は一日の始まりですので気分よく過ごしたいもの。
そこで感情的になり過ぎて暴言を吐いてしまったり、
手を上げるのを防ぐヒントをご紹介します。

ジムに通っているCちゃんとDくんのお母さんが
大事なことを教えてくれました。

このお母さんはジムでも必ず我が子のことを
「C」「D」と名前を呼び捨てにせず、
「Cちゃん」「Dくん」と呼んでいます。
おそらく御家庭でもこのように呼んでいるのでしょう。

これは健全な親子関係を築く上で
とても大事なことだと私は思うのです。

子どもを叱ろうとする時、
家の中などのプライベートな空間では
つい感情的になって言い過ぎてしまうのはよくあることです。
その時は必ずと言っていいほど
お子様の名前を呼び捨てで呼んでいるのではないでしょうか。

そこで普段から
お子様の名前を「○○くん」「○○ちゃん」と呼ぶ習慣をつけておき、
叱る時にもそのように呼ぶように心掛ければ
つい言い過ぎてしまうという場面が減るのではないかと考えています。

言葉というのは不思議なもので、
最初に来る言葉によってその後に出て来る言葉が既定されてくるものです。

たとえば、「○○くん、お前は・・」とはならずに
「○○くん、あなたはね」となるように。

私自身も言葉遣いに関しては教師時代から気を付けており、
学生の名前を呼ぶときには必ず
「君付け」「さん付け」で呼んでいました。

呼び捨てで呼んでしまうとその後に乱暴な、
あるいはきつい言葉が現れやすくなることに気付いていたからです。

特に他の学生を前にして叱る時には気をつけたことを思い出します。

この「さん付け」「君付け」は
現在バンコク日本人学校でも指導しており、
先生は生徒に対しては必ず「君付け」「さん付け」で呼んでいます。
友達同士でも女の子にはさん付け、男の子には君付けで呼び合っているようです。

私の小学校時代とは大違いだと思うと共に、
バンコク日本人学校では
些細なことに思われがちな呼びかけの言葉遣いに対しても、
しっかり教育をしているのだなあと感心しました。

名前の呼び方一つ変えるだけでも
会話の内容や受ける印象が変わってきます。

物は試しで一度御家庭でもトライしてみてはいかがでしょうか。

 

 

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