Waku Waku Gym

恐怖心をなくす! それが運動能力向上への近道~わく通2016年2月号

子供が今までできなかったことができるようになるとき、
運動センスの良さが関わってくる事は間違いありません。

しかしそれよりも、
新しい運動に対する恐怖心を克服できるかどうかの方が
むしろ重要ではないかと考えることがあります。

特に
2,3歳児クラスの鉄棒前まわり、
3,4,5歳児クラスの平均台、
5,6,7歳児クラス、小学生クラスの跳び箱

これらを指導している際に強く感じます。

 

例えば、
2,3歳児クラスの鉄棒前まわりで、
すぐに出来るようになる子は、
最初、鉄棒から手を離しお尻から落ちてもにこにこ笑っています。

それに対し、なかなか出来るようにならない子は、
身体に力が入り大きな恐怖心を抱いていることが多いのです。

平均台にしてもマット上で行うと上手にできるのに、
マットがなくなると途端にお尻が引けてしまう子がいます。

跳び箱も同様、馬跳びだと上手に跳べるのに、
同じ高さでも跳び箱になると助走に勢いがなくなり
跳べなくなってしまう……。

 

怖がることは危険を察知する能力でもあるので、
まったく悪い事だとは思いません。

ただ、
「この子の運動能力ならできるのだけどなぁ」
と感じることが少なくないこともまた事実です。

そして、このようなときに威力を発揮するのが
お母様の存在です。

 

ママがしっかり見つめてくれている、
ママが応援してくれている、
特に小学生くらいまでの年齢の子供にとって
母親の存在ほど大きなものはありません。

その証拠に、初めてある運動ができるようになった瞬間、
今のシーンを見ていてくれたのかどうかを確認するように、
母親の姿をとっさに目で探す子供はとても多いのです。

そして、ママとタッチしておいでと言うと、
喜々としてママの所に走っていくのです。

 

Waku Waku Gymでは、
すべてのクラスで保護者の皆様に同伴をお願いしております。
子供たちの恐怖心をやわらげるために
お母様、お父様の励ましを最大限に活用させて頂きたい、
それが大きな理由です。

「できた!」を一つでも多く感じてもらえるよう、
これからもお子様に対する暖かい励ましをよろしくお願い致します。

 

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