Waku Waku Gym

習慣の大切さ~わく通2013年9月号

バンコクに住む子供たちのための運動教室Waku Waku Gymでは、
毎月、そう先生から保護者様向けに『わく通』を発行しております。

保護者の皆様にも当ジムの理念や運営法をより深くご理解頂くためにも
過去の『わく通信』をご紹介させていただきます。
今回は2013年9月号です。

* * *

人間の行動を観察すると、そのほとんどは

「動機」
「習慣」

によって動く動物であるというのは
学者によってすでに検証されています。

 

例えば、
運動が好きな子供は、
最初は何らかの運動をしたいという動機があって始めますが、

その後はそれが習慣となり
時間の経過とともに運動好きになっていくのが
最も一般的です。

習慣の良いところは
継続に苦労がないということです。

毎日のことなので、
身体が無意識にそれを行おうとしているだけなのです。

ただし、運動のように良い習慣であれば
それは歓迎すべきことでしょうが、
ゲームばかりするなど、
子供にとって良くない習慣も身に付きやすいので、
親は注意する必要があります。

 

最近、当ジムに来る子供を見てあることに気付きました。
それは、多くの子供はジムに来た時に
毎回最初に同じ行動をとるのです。

たとえば、まず
ボールプールでボールを出して蹴り始める子、
うんていをやる子、
鉄棒をやる子、
ジム内を走り回り始める子と

その行動は様々ですが、
それは、クラスが始まるまでの一番の儀式のようにも見えます。

最近では、まさ先生との遊びを楽しんでいる子供も見受けられるようになりました。
これらもジムに来た際の習慣となっているのでしょう。

そして彼らを見て気付いたことは、

ジムに来て最初にうんていをやる子供は
うんていが見違えるように上手になり、

鉄棒をやる子はやはり
鉄棒の上達度が早いのです。

彼らは上手になるために練習しているのではなく、
ただ今までの習慣を継続していたら、
いつの間にか上手になっていたのが本音ではないかと思います。

 

習慣を考えるときに大切なのがこの
「いつの間にか」 だと思うのです。

 

大人の場合、
仕事をいつまでに終わらせなければならないと言われ、
計画を立てるなどの苦労をして完成させることも少なくないでしょうが、

子供はそうではなく、
毎回ジムに来て同じことをやっていたら、
いつの間にかそれが出来るようになっていたという
習慣の力によるところが多いように感じます。

ジムで過ごす時間を心から楽しみ、
身体を動かす事が自然と習慣として身についた時、
運動好きな子供に成長できる重要な一歩を踏み出した
と考えてよいでしょう。

 

Waku Waku Gymでは、
お子様達が運動好きになるために、
お子様達がどのように感じてジムでの時間を過ごしているのかが
とても重要であると考えております。

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