Waku Waku Gym

2016度もたくさんの笑顔に出会うことができました~わく通2017年3月号

 
早いもので2016年度も今月末で終了します。
今年度もたくさんの笑顔に出会うことができましたが、振り返ってみると多くの子供たちは入会当初から順調に伸びてきたというわけではありませんでした。

「クラスに参加するのがいやで、ママから離れようとしない子」
「できないことがあるとママに八つ当たりする子」
「他の子供と一緒に運動することが苦手な子」
なども少なくなく、最初はお母様も困り果てている姿を何度も見かけました。

しかし、お母様の励ましや笑顔をたくさんもらった子供たちはその後、次第にクラスにも慣れ、今ではジムでの運動を大いに楽しめるようになり、それに伴って笑顔も増えて一回り大きく成長することができました。

運動は「楽しい」と感じることができれば「自発的に」行うようになり、時間も忘れて「夢中に」取り組むことができます。

逆に言えば、楽しいと感じることができなければ、それは苦痛以外のなにものでもありません。

その意味では、当ジムでの時間がお子様にとって「自発的に」「夢中に」なれる場であったからこそ、楽しいと感じ、その結果として笑顔が多く見られるように
なったのではないかと思います。

最初あまり積極的でなかった子供ほど、今の姿とのあまりの違いに驚くと同時に、そこに運動を通しての教育の可能性を強く感じています。

鉄棒ができずに泣きじゃくっていた子供が今では連続前回りをしたり、ぶら下がりが全くできなかった子供がうんていをすいすいやっているのを見ると、子どもたちのたくましさ、成長の速さを感じずにはいられません。

私たち人間の脳の大きな特徴の一つとして「可塑性」があります。これは粘土をこねると形が変わるように、外からの刺激によって変化しやすいという意味です。

特に当ジムに通うお子様の年齢は一生のうちで最も可塑性がある時期ですので、教育の効果を最大限に引き出せる時でもあります。

「運動なんてつまらない」という子供たちも、運動好きな子供たちも、当ジムに通うすべての子供たちに体を動かす楽しさを感じてもらい、最終的に皆が「できた!」の喜びを感じることができるように今後とも一生懸命指導に当たっていきたいと思っております。

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