Waku Waku Gym

逆上がり達成は「わくわく逆上がり」から~わく通2018年6月号

現在5,6,7,8歳クラス、小学生クラスを中心に、まさ先生と共同開発した「わくわく逆上がり」を行いながら逆上がり技術の習得を目指しています。

これは床上40㎝ほどの高さに棒を設置し、マットに仰向けに寝転がった状態から逆上がりする運動です。

 

保護者の皆様の中には、決して運動環境の良くないバンコクで、効率的に運動能力を向上させたいとお考えの方は少なくないと思います。

そこで今回はこの「わくわく逆上がり」がなぜ効率的であるのかを説明いたします。

 

最初にご理解いただきたいことは、逆上がりは後ろ「まわり」ではないということです。

鉄棒運動では、鉄棒の上に上がる技として「跳び上がり」「膝掛け振りあがり」「蹴上がり」などがありますが、その「上り技」の一つとして逆上がりがあるのだということを、まずはご理解ください。

逆上がりが鉄棒に「上がる」技と考えると、まず必要なのは自分の体を持ち上げる筋力ということになります。

具体的には、「腕を引き付ける筋力」と「両足を鉄棒まで引き上げるお腹の筋力」です。

ですから、自分の体を引き上げるだけの筋力がない、あるいは体重が重くて自分の体を引き上げられない子供は逆上がりが困難であると言えます。

 

しかし、実際には逆上がりはさほど、強い筋力が必要というわけではありません。

当ジムで子供たちの様子を見ていると、うんていや前回り、足掛けまわりが上手にできるようになる頃から、逆上がりの動作を何度も繰り返すうちに、自然とできるようになっています。

ただ、逆上がりは一連の運動動作が複雑なため、幼稚園や小学校低学年の子供に「腕を引き付けて」と教示しても、タイミングよく行える子供はなかなかいないことも事実です。

 

そこで「わくわく逆上がり」を行うことで、補助器具なして鉄棒に上がることを可能にすることと共に、腕の引き付けのタイミングや回転しながら鉄棒に上がる感覚を身につけることが実際の逆上がりを行う際に非常に役に立つのです。

 

当ジムではこれと並行して、補助板を用いた逆上がりも行っていますが、早くもこの相乗効果が出始めて、お子様だけでなく保護者の皆様からも喜びの声を頂いています。

今後も当ジムオリジナルの秘密兵器である「わくわく逆上がり」を駆使しながら、一人でも多くのお子様に逆上がりが「できた!」という喜びを体験してもらえるためにしっかり指導させていただきます。

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