Waku Waku Gym

まずは雰囲気づくりから~わく通2024年4月号

いよいよ4月より新年度が始まります。

新しいクラス、新しい友達、新しい運動プログラムというように4月からのクラスを楽しみにしてくれているお子様も多いかと思います。

そこで今回は新年度に当たり、私たちが子供たちを指導する上で心掛けていることをお話させて頂きます。

まずなによりも大切なのは運動しやすい雰囲気作りです。

運動は座学とは異なり自分の動きが他の人に見られてしまうので、保護者の皆様の中にも上手にできなかった時や失敗した際などに恥ずかしい思いをしたという記憶をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そのようなことにならないように、まずは子供たち同士が互いを認め尊重し合う人間関係を築けるよう指導を行います。

具体的には「あいさつ」と「名前を呼ぶ」ことを徹底させていきます。

Waku Waku Gymでは、クラスの最初に皆の前に立ち全員から名前を呼んでもらう時間を設けていますが、それは子供にとって周囲から自分の存在を認めてもらっているという認識につながり、ここには自分の居場所があるという安心感を得られる大切な時間です。

特にまだ入会したばかりであったり、運動に苦手意識のある子供にとっては、他の子供たちから名前を呼んでもらうことが非常に効果的であると私は考えています。

また同時に、あいさつも雰囲気作りの上でとても大切です。

そのためクラスが終わった際にすべてのクラスで「わくわくタッチ」をさせています。

1時間同じクラスで一緒に運動した子供と目を合わせてタッチするという行為は、互いの頑張りを認め讃え合うという意味で社会性を育むのに有効であるばかりでなく、次回ジムに来た時にクラスに無理なく馴染める状態を作ることができます。

子供でも他者とタッチをすることは一般的には抵抗を示すと思いますが、運動後の心が開いた状態ではコミュニケーションを取りやすいタイミングでもあるので、ほとんどの子供たちが喜んでこれをやってくれます。

運動能力向上のためには何度も失敗を重ねることが必須です。

逆上がり一つにしても失敗に失敗を重ねてようやくできるようになるのです。

そこで、子供が何度失敗しても恥ずかしくないと思える雰囲気が非常に重要となってくるのです。

その雰囲気作りに欠かせないのが一緒に運動している他の子供たちとの関係性であり、その関係性を強固にする方法があいさつであり互いに名前で呼び合うことなのです。

今年度もバンコクにて、「すべては子供たちの『できた!』のために」を目指して、まさ先生、よっしー先生と共に一生懸命指導させて頂きます。

今年度もどうぞよろしくお願い致します。

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