今回は足が速くなるためのお話です。
現在わくわくジムでは
「反射」を利用して1歩目を踏み出す方法を指導しています。
これは小山裕史先生の『初動負荷理論』に基づくものです。
クラスの中で繰り返し指導していますが、
ポイントは足よりも前にお尻を出すこと。
そうすると自然と足が前に出るという「反射」を利用できるからです。
なぜ反射を利用すると足が速くなるのかというと、
体に無駄な力が入っていないからです。
たとえば、プロゴルファーの石川遼選手とアマチュア選手の違いとして
パワーの差がよく言われます。
しかし実は、スイング前の力の抜き方も全く違うのです。
速く走るためには正しい走り方を学ぶ必要があります。
無駄な力が入っているとすべてのスポーツにおいてパフォーマンスが悪くなります。
運動会の徒競走のスタートシーンでよく見られる
手を固く握った姿勢では、実は自分の力を出し切って走ることはできません。
多くの子供は勝つことにこだわるので、
力を抜いて走る用意をするといってもなかなか伝わりません。
しかし、まずは走り出すときには足からではなく
お尻から出して走れば、
どの子も今よりも速く走ることができるのです。
この練習方法は子供が大きく成長されてからでも
十分効果のある練習方法です。
是非ご家庭でも遊びながらお子様と一緒に練習して頂き、
お子様が走り出す前の姿勢として自然と身に付くよう
お手伝いをしていただければと思います。
※この続きは速く走るために(その2)~鍛えるべき筋肉
をご覧ください。
※なお、バンコク・スクンビットにあるWaku Waku Gymでは、
バンコク日本人学校の運動会シーズン前に、
速く走る練習を取り入れております。
※2014年のバンコク日本人学校運動会でも
かけっこで1等賞をとった生徒を多く輩出しました。