Waku Waku Gym

跳び箱しましょう! ~わく通2017年1月号

 
さて、これから5,6,7,8歳以上のクラスでは
跳び箱を行っていきたいと思っています。

跳び箱は大きな箱に向かって走っていって、
踏み切った後にその箱を跳び越える
とてもダイナミックな運動です。

では、上手に跳ぶためにはどのような能力が必要なのでしょうか。
今回はその2つの能力についてご説明したいと思います。

跳び箱は、女の子よりも男の子のほうが上手にできる傾向があります。

その最も大きな理由として、
跳び箱を跳ぶ際に女の子の方が恐怖心を持ちやすいからです。

つまり、跳び箱が上手に跳べるための最も重要な事の一つとして、
怖がらないこと、さらに言えば
「絶対に跳べるんだ」という強い精神力が挙げられます。

もう一点は、自分の体を腕でしっかり支えることができる能力です。

これは腕の力があるかどうかということですが、
当ジムではクマ歩きや逆立ちや手押し車や
握手トレーニングなど、腕を使う運動を
毎回取り入れていますので、
これについてはさほど心配しなくても良いかと思います。

ただ、跳び箱を跳ぶためには
体を支える力だけでは十分ではなく、
跳び箱に着いた手より肩を前に出す運動が
できなくてはなりません。

この運動は今まで経験がないので初心者には特に難しいようです。

勢いよく走ってきてしっかり跳べているのに
腕を突っ張ってしまって、
肩が跳び箱についた手よりも前に出ずに
跳び箱に座り込んでしまうパターンはよく見受けられます。

ここでも実は恐怖心が強く影響しています。

同じ高さの馬とびは軽々跳び越えられるのに、
箱になってしまうと途端に跳べなくなってしまう・・・・。

ただ、その場の雰囲気や勢いのお陰で恐怖心が薄れ、
今までで跳べなかった子供が
急に出来るようになることは珍しい事ではありません。

お母さんの「頑張って!」の一言で
跳べるようになった子供もいます。

今後クラスで跳び箱を行う際には、
是非お子様の勇姿にあたたかなご声援を宜しくお願い致します。

 

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