Waku Waku Gym

クラスが終わったら思いきり友達と遊ぼう!~わく通2018年3月号

今回は、クラス開始前後に設けているフリープレイタイムについてお話します。
当ジムでわざわざこの時間を設けた狙いは、
「学校の放課後のように思い切り友達同士で遊んでほしい。」
と考えたからです。

 

クラス終了時には運動後で心が開いた状態であり、また1時間のプログラムをこなしてホッとするタイミングでもあるので、このタイミングを是非友達作りに活かしてもらいたいと考えています。

実際に、クラス終了後に友達やママパパと追いかけっこをして汗びっしょりになっている子も少なくありません。

 

日本で大学生に体育を教えていた際、私は心がオープンになる授業後は是非一緒にランチを食べたりお茶を飲むように勧めていました。

なぜかというと、私が学生時代にプレイしていたラグビーでは、試合後に対戦相手同士が一緒にアルコールをたしなみ、そこで多くの友達を作って自分の人生をより豊かにする、「アフターマッチファンクション」と呼ばれる文化があったからです。

 

ジムに来る子供達には単に1時間運動するだけでなく、実は運動後は友達を作れる大切なタイミングであること、それを上手に利用できるとさらに運動が楽しくなることを学んでほしいと考えています。

さらに、保護者の皆様にもお子様も一緒に体を動かして頂き、スキンシップを図ってさらに親子の絆を深めて頂ければと思います。

 

日本でスポーツというと、中学や高校での厳しい部活動などに代表されるように、巧みにプレイすることや勝敗の結果のみを追求する指導者も少なくありません。残念ですが、それではスポーツとは精神的にも肉体的にも辛く疲れるだけのものとなってしまうでしょう。

 

私は、これから人間の寿命がさらに延び、余暇時間が増大することが間違いない未来を鑑みたときに、スポーツを単なる趣味や健康づくりととらえるのではなく、友達作りのチャンスの場という観点を持つことがとても重要になってくると考えています。

 

子供たちにはWaku Waku Gymでのクラスと終了後のフリープレイタイムをセットとして考えてもらい、クラスが終わった後は友達と思い切り遊んで仲良くなろうという積極的な意識を身につけてほしいと考えています。

 

当ジムでのフリープレイタイムが日本の学校における「放課後の楽しみ」に代わるものとなれば幸いです。

UA-56816741-1