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さて、これは先日目にしたとあるネットの記事なのですが、都内の某保育園では今年からラジオ体操が禁止になったそうです。
その理由としては、ラジオ体操をすることによって足をくじいたり、上半身を回した際に地面に倒れこんでしまう子供がいるため、やむを得ずより体に負担がかからないものに変更せざるを得なかったとのことです。
今回はこの衝撃的とも言える記事をもとに、現代の子供の運動環境についてお話したいと思います。
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本記事内では、保育園の園長が子供の運動能力について、
・両足ジャンプができない
・ジャンプして着地した際に転んでしまう
・1分間さえ立っていることができず座ってしまう
などのコメントをしています。また小学校の先生からは
・かけっこをさせるとカーブを曲がり切れずに倒れてしまう
・ボールを上手に投げられない
・体育座りを一定時間以上できない子がいる
といった報告もありました。
子供の身体能力がこのように著しく低下してしまった理由は、子供を取り巻く運動環境の劇的な変化だと私は考えています。
かつては小学生や中学生たちの間で、学校ではどんな部活に入るのかといった会話が盛んに交わされていたと思いますが、今ではスマホやタブレットの出現で小さいころからゲームに慣れ親しんでいるため、外遊びや運動の機会が激減してしまいました。
また、親も共働きが多くなり、放課後は児童館や学童クラブに預けるしかないので子供の運動環境について考える機会がなくなってしまったことも大きな要因だと思います。
以前は特に何かスポーツに親しんでいなくとも、放課後に外で友達と木登りや鬼ごっこやかくれんぼをしたりしてそれなりに運動時間を確保していた子供たちですが、現在では全く体を動かす機会がないためこのような子供が出てくるようになったのでしょう。
そのため、今はスポーツを習ったりして意識的に運動をしている子供とそうでない子供とでは、その運動能力が明確に二極化してきていると思います。
生まれつき運動能力が高かったり、体を動かすことが大好きな場合を除き、そもそも子供はゲームやテレビなど手近で楽な娯楽に流されやすい傾向があるものです。
それに加えてバンコクは日本よりも運動環境が悪いため、お子様の運動環境を整えるべく当ジムにご入会された方も少なくないと思います。
嬉しいことに、日本に本帰国された方々からは、バンコク在住時に、わくわくジムで多種多様な運動をした経験が子供の運動能力向上に大きく寄与しているというお礼のメールを数多く頂いています。
それらを鑑みると、何よりも子供に良い運動環境を提供してあげようという親の強い意思が子供の身体能力の維持、向上に最も大きな影響を及ぼすのではないかと考えています。
参考文献;石井光太「体育座りできない、骨折率は以前の2.4倍・・・子供の運動能力が劇的低下『ラジオ体操も禁止』衝撃ルポ」 https://friday.kodansha.co.jp/article/391370
