Waku Waku Gym

やせるためには脳改善から~わく通2016年10月

 
お子様が太り気味で困っているので
どのようにしたら体重を減らすことができますか?
というメールを頂戴致しました。
今回はそれについてお話致します。

 

まず、子供に限らず私たちの体型はすべて、
今までの生活習慣、つまり、どんな食習慣、
運動習慣をしてきたのかが現れたものとお考え下さい。

そして、体型は摂取エネルギーと
消費エネルギーのバランスによって決まるので、
痩せるためには
①摂取エネルギーを減らす
②消費エネルギーを増やす
③①②を同時に行う

この3通りしか方法はありません。

中でも無理なく最も効果が現れやすい方法は
①の摂取エネルギーを減らす方法です。

 

ちなみに、私が20数年前初めてタイランドを訪れた際には
太った人を見かけることはまずありませんでした。

それがなぜ今は太った人が多いのかは明白で、
豊かになり食べる量が増えて
摂取エネルギーが消費エネルギーを上回ったからです。

ですから、まずはお子様の1日に食べる量を
減らす事が大原則です。

 

もちろん、最初は大きな抵抗を示す事でしょう。
なぜなら、食べる事は生命維持に大いに関係し、
食べる事によって脳は快感を得ることができるので、
その摂取量を減らされる事は
人間にとって大きなストレスとなるからです。

 

しかし、食べる量を減らす食習慣を続けていると、
不思議なもので少ない量でも脳が満腹感を
感じるように適応してくるのです。

それが脳の満腹中枢の改善です。

そのためにはおよそ1ヶ月から
3ヶ月くらいを要するのですが、
その期間を脱することができれば
あとは緩やかに体重は減少していき、
スリムな体になっていきます。

 

つまり、少ない量でも満足するように
脳を改善する事が痩せるためには
最も大切な事なのです。

子供時代の肥満は、親が食べる量を
コントロールしやすいので、
親がその気にさえなれば
それを解消するのはさほど難しいことではありません。

 

「健やかな身体を作り上げるために今日何をどれだけ食べさせるのか」

 

是非これを考えながらお子様の口に入れるものをコントロールしてあげて下さい。
きっと将来、お子様から感謝される事と思います。

Tagged on: , ,
UA-56816741-1