Waku Waku Gym

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ほめて指導するということは わく通2020年11月号

先日あるお母さまより、お子様が他の習い事で友達からマイナスなことを言われ落ち込んでいるとの話を伺いました。

そこで今回は私たちが子供を指導する上で気を付けていることをお話し致します。

まず、私たちは子供の運動を見てほめることを心掛けています。

ほめる点は技能が上達した事や頑張っている事など様々ですが、それを伝えることで子供自身に自信をつけてもらうともに、運動する際に安心感を与えることがとても大切と考えています。

毎回ジムで子供たちは「柳井式プログラム」で様々な運動を行っていますが、すべての運動を自信を持って行っている子供はほとんどいないと思います。

逆にできなかったらどうしようという不安と常に隣り合わせな子供が大勢いるので、まず彼らにうまくできなくても大丈夫だよというメッセージを送ることが大切であり、そのために些細なことでも積極的にほめるようにしているのです。

ほめられた子供は最初きょとんとしていますが、一般的には徐々に本領を発揮して楽しく運動をやってくれるようになります。

また、私たちがほめることを日常的に行っていると、子供同士もお互いを見るうえでうまく運動できなかったことをからかったり、失敗したことを笑ったりすることもなくなってきます。

子供たちは感性が非常に豊かで私たちの行動をよく観察してすぐに影響を受けるので、私たちが良い点を見てほめていると子供たちも自然とそのようになってくるようです。

ただ、子供の世界は精神的な成熟度がまだ成長過程にあるためになかなかシビアなところもあるので、友達の失敗をからかってみたり、冒頭のように友達が傷つくことを言ってしまったりすることが往々にしてあるのです。

ですから、子供たちに楽しく運動してもらうためには、私たちが子供たちの心の中にはまだ成熟しきらない部分があることを意識しながら、そこを刺激しないように指導に当たる事が重要であると考えています。

運動は得手不得手が周囲にすぐに分かってしまうので、どうしても苦手意識のある子供は積極的に運動することをためらってしまいがちです。

しかし、面白い事にこのような子供もほめられて自信がついてくるとある時を境に急に積極的に楽しく運動するようになってくるのです。

その理由はおそらく今のお子様の年代は活動欲求が非常に高いので、本能的に「運動したい」「体を動かして暴れたい」という気持ちがとても強いからなのでしょう。

そこまで私たちが引き出してあげれば、あとは自分から積極的に運動に取り組み、自然にどんどん上達していきます。

このように、ほめることは子供の運動教育の場ではその能力を引き出す上でとても大切な要素なのです。

まさ先生のボール取り~わく通2020年10月号

今回は子供たちに大人気のまさ先生のボールとりについてです。

このプログラムは子供たちに好評で、毎回楽しそうな子供たちの笑顔を見ることができます。では、このボール取りの目的とその効果とはどのようなものでしょうか?

まず目的ですが、子供たちに笑顔になってもらいクラスの雰囲気をなごませるというアイスブレーク的な役割があります。

ジムに通っている子供の中には、運動がとても得意というよりむしろ苦手意識を持っていたり、できれば避けたいと考えている子供が多くいます。

そのような子供にいきなりうんていや鉄棒に取り組ませようとしてもなかなか思い通りに動いてくれません。

その子たちに積極的にクラスに参加してもらうためには、みんなで盛り上がって何か一つの目的を達成する運動が必要であり、そのためにこのボール取りというプログラムを考案しました。

また、スポーツ教室というと厳しい指導が待っているというイメージがあり、怖くてトライアルに参加することすらためらってしまう子も少なくありません。

そのような雰囲気を払しょくするためにも、このボール取りは非常に役に立っています。

最近では、逆に子供たちがまさ先生からボールを奪って、先生が子供たちを追いかけるという楽しいシーンも見かけるようになりました。

では次に、これは各種スポーツにはどのような効果をもたらすのでしょうか。

まずは前後左右に全力で走る訓練になるということです。敵を追いかけて走り回るというのは各種スポーツでよく見られる動きです。

次に切り換えの素早さが身につくことです。

ボールを操作するまさ先生が急激に方向を変えた際にすぐに反応してついていく動きは、サッカーやバスケットボールやラグビーなどのディフェンスの際に重要な能力です。

一般には反射神経と言ったりするので反射神経が養われると言った方が分かり易いかもしれません。

さらに、子供たちはボールを追いながら実は他の子供との距離感も計りながら動いています。

多くの子供が一つのボールを追いかけてもほとんどぶつかることがないのは、一人一人がしっかりと他の子供の動きを見ているからにほかなりません。

これもボールを用いたスポーツや鬼ごっこやドッジボールなどで重要となる能力です。

はたから見るとただ単に遊んでいるようにしか見えないボール取りですが、目を輝かせながらボールを追いかけている子供たちの脳はこのように様々なことを考えながら働いていて、種々のスポーツにも良い影響をもたらす大切な運動の一つなのです。

ジムを再開して感じたこと ~わく通2020年9月号

さて、Waku Waku Gymは8月17日より再開し、近頃はだいぶ日常を取り戻してきました。

今回はジムを再開して保護者の皆様とお話をさせて頂き、私が感じたことについて述べたいと思います。

何よりもまず感じたことは、保護者の皆様が私たちを温かく迎えてくれたことでした。

ジム再開後一週間の間は各クラスの最初に改めてお詫びを申し伝えましたが、保護者の皆様からは

「待っていたんですよ」
「子供がいつから始まるのと何度も聞いてきました」
「わくわくが始まってくれて本当に良かったです」
「子供がわくわくバックを取り出してきて行く行くと聞かないのでなだめるのに苦労しました」
といった嬉しいお話を伺うことができました。

*

私は当ジムを設立する際に、
「子供たちの未来をもっと豊かに、もっと幸福にしたい」という理念のもと「すべては子供たちの『できた!』のために」というスローガンを掲げたのですが、同時に運動不足に悩むタイ在住の日本人子女のお役に立ちたいという非常に強い気持ちもありました。

今回日本での長期滞在を余儀なくされ、そのときに自分の居場所はバンコクのWaku Waku Gymであるということを改めて感じ、早く戻って子供たちと一緒に運動したいと強く思っていました。

実際、バンコクに戻る具体的日程が決まった時には私もまさ先生もまた子供たちと一緒に運動できるとわくわくした気持ちでいっぱいでした。

そして、実際に帰ってくることができて皆様に温かく迎えて頂いた時には、本当に感謝という言葉しか思い浮かびませんでした。

また、皆様に再開を楽しみに待って頂いていたということは、今までの私たちの取り組みが子供たちの未来のために少しは貢献できているのかもしれないと感じることもできました。

これからも子供たちが楽しみながら「できた!」を一つでも多く感じることができるようなクラスをまさ先生共々作っていきたいと考えております。

その小さな「できた!」を積み重ねることで、やがて揺るぎない自信が生まれ、セルフエスティーム(自分は価値ある人間だと認められる自己肯定感)が高まって行くのだと思います。

そして、セルフエスティームが高まる事で心身共に安定した大人になり、
最終的に子供たちの未来がより豊かに、より幸せになる事につながるのだという教育信念を持ちながら今後とも指導していきたいと考えております。

ジムを巣立っていく子供たちに感じたこと~わく通2020年3月号

この時期は本帰国のためジムを巣立っていく子供が多く、別れの季節です。毎回最後となる子には手紙にメダルを添えて花向けの言葉を送るのですが、今回はその子たちを見ていて思い出す情景をお話しさせていただきます。

何よりも鮮明に脳裏に浮かぶのは、ジムで楽しそうに走り回っていた姿です。しかし、入会当初はほとんどの子の様子は全く違ったものでした。

皆がやっている動きがうまくできずにへそを曲げてしまい、途中でクラスに参加しなくなる子、粘りがなく何回も私たちに「あと何回でおわり?」と聞いていた子、ママがそばにいないとすぐに不安になってママを探そうとする子・・・・。

ただ、彼らがずっとそのままであったかというとそんなことは全くなく、誰もがいずれは自発的にクラスに参加するようになり運動を楽しめるようになっているのです。

では、なぜそうなることができたのでしょうか?                           

それは、何度も繰り返し練習することによって、今までできなかったことができるようになった経験をしているということです。最初の内はジムの雰囲気に慣れることに精一杯で積極的にプログラムをこなすことはできませんが、回数を重ねるうちに次第に私たちにも心を開いて、できないことにも挑戦するようになってくるのです。

もちろん、そうなってもらうために私たちは多くの声掛けや励ましを行いましたが、それよりも子供たちの最も大きな原動力はママの笑顔であり、「頑張ったね!」「偉かったね~」といった声かけだと思うのです。三点倒立ができた、逆上がりができた、これらは一般的にはそれ程インパクトがあることではないかもしれません。

しかし、子供たちにとっては何度も失敗してまじめに取り組んだ結果としてできるようになったことですので、とても大きな自信となり、それをきっかけとして精神的に大きく成長することが多々あるのです。実際に今まで当ジムでもそのような子供を数多く見てきましたし、ここに運動教育の大きな可能性があると私は考えています。

始めはクラスに参加することも難しかったけれど、ご両親や私たちの励ましによって粘り強く挑戦する力を身に着け、その結果出来なかったことが出来るようになる喜びを体験して自信をつけ、やがて何事にも積極的に取り組むように成長していった子供たち。そんな彼らの巣立ちを見送ることができるのが何よりの喜びであると、この時期は特に実感せずにはいられません。

来年度も「すべては子供たちの『できた!』のために」をモットーに、お子様の成長に少しでもお役に立てればと考えております。

今年度も皆様には格別のご愛顧をいただきまして誠にありがとうございました。

 

運動が得意ではないけど好きとは?~わく通2020年2月号

さて、当ジムが多くの方にご支持頂いている理由の1つに、「運動が得意でない子供も楽しめる」という特徴があります。今回はそんな子のお話をさせて頂きます。

5年生のともきくんは入会当初から運動があまり得意ではなく、ぶら下がりはほとんどできない、走るのも速くない、縄跳びは連続して跳べないというような子でした。

しかし、持ち前の明るさでクラスの最初の名前紹介では毎回楽しいパフォーマンスを見せてくれ、ジムには誰よりも先に来て遊んでいました。そして、今ではうんていができるようになり、縄跳びも連続で跳べるようになり、足もだいぶ速くなってきました。

そんなともきくんが本帰国を迎え、最後にメダルを渡す際に、多くの子供たちがともきくんに対して「足は速くはなかったけどウイングプリアオで頑張って走っていた」「決して運動が得意ではなかったけど毎回ここでの時間を楽しんでいた」というような肯定的な意見をたくさん出してくれました。

私はこれらのコメントを聞いて、運動が得意でない子に対して出来ないことに焦点を当てることなく、その子の持ち前の良さや、出来るようになった点をしっかり認め、自分たちの仲間として考えていることをとてもうれしく感じました。

運動は少し見ればすぐに得意不得意が分かってしまうので、運動が苦手な子供は積極的に周囲と関わることを避けようとします。しかし、誰でも楽しめる雰囲気があると感じることができれば話は別で、うまくできなくても恥ずかしくない雰囲気が分かれば、自然と積極的に参加するようになるのです。

これは今までの指導から私自身が感じてきたことですが、運動は得意ではないけど体を動かすことは好きという子は、実はとても多いのです。だからこそ、ともきくんがWaku Waku Gymという場を通して運動が楽しいということを体感してくれたことが何よりもうれしかったです。  

ジムのロゴ入りの誕生日ケーキを注文してくれたというともきくん、本当にありがとう。

運動は上手にやることも大切ですが、それよりも楽しんで取り組むほうがずっと大切です。特に子供の時に楽しく運動した経験があると、生涯を通して何かしら運動を続ける傾向が強くなります。

今後もともきくんのような子が一人でも多く出てきてくれるように、楽しく運動できる雰囲気作りに精進してまいります。

何のスポーツを始めたらいい?~わく通2020年1月号

「そう先生のお勧めのスポーツはありますか?」と、特に小さいお子様のいるお母さまから聞かれることがあります。

そんな時に私は、それならスキーが絶対にお勧めですとお話しています。今回はなぜスキーがいいのかについてお話し致します。

今の子供たちが大人になる頃には平均寿命はさらに延び、100歳生きることも珍しくない時代が来ることでしょう。

それに伴い余暇の時間が増大して、今よりもさらに時間を持て余す人が多くなります。

そんな時に生涯にわたってできるスポーツがある人とない人では、人生の質に少なからぬ影響が表れるのではないかと私は考えています。

年を取ってからのスポーツは怪我のリスクがあるので、まず筋肉に過重な負荷のかからないものがいいでしょう。

また、自分のペースで運動量や難易度を調節でき、さらに非日常感や爽快感を感じられれば無理なく楽しく継続できるでしょう。

そのように考えると、おのずとスキーが思い浮かぶのです。

ただ、ここバンコクではスキーを始めたくてもなかなか気軽に行くことはできません。

また、スキーは斜面を滑り降りるので、まず始めにスピードに対する恐怖心を克服する必要があります。

ですから、恐怖心がまだ少ない小さい子供の時から経験を重ね、滑り降りる感覚を身につけておけば、その後は無理なく上達することができるのです。

スキーを始めるときに一番つらいのは一日目です。何度も転倒して恐怖心を覚え、体の余計な箇所に力が入ってしまったために次の日は筋肉痛に悩まされた経験のある方も多くいると思います。

そんな悩みを解消するのが、毎年3月に日本で開催している当ジム主催のWaku Waku Ski Camp です。

特に初心者は、私がかつてスキー学校でインストラクターをしていた際に開発した「ボーゲンくん」という装置を使えば誰でも容易に斜面を滑れるようになります。

キャンプ初日が終わった際には、一般初心者は「明日はもうやりたくない」というのが常ですが、当キャンプ参加の初心者は「明日はボーゲンくんを外せるようになりたい!」と意気込んでいる子がほとんどです。

生涯にわたって楽しめるスキーを始めるのであれば、今のお子様の年齢が最適です。

今年も3月末日に行いますので、是非お友達をお誘いあわせの上ご参加ください。

毎回のクラスが楽しみ♪~わく通2019年12月号

 

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Waku Waku Gymに来られるお母さま方と話をしていると、お子様が毎週のクラスをとても楽しみにしてくれているという話を度々伺うことがあります。

今回はその中でも特に楽しみにしてくれているAちゃんの話をします。

ある時、Aちゃんとわくわくノートを書きながら話をしていると、なぜかノートに来週、再来週の日付が既に書き込まれているので不思議に思い、お母さまにその事についてお聞きすると「毎回のクラスを待ちきれないくらい楽しみにしているので、家でわくわくノートを取り出して次回のクラスの日付を書いているのです」とのこと。

家でノートを取り出して、次回のクラスの日を事前に書き込むほど楽しみにしてくれているというお話を聞いたのは初めてだったので、とても驚いたと共に大変嬉しく感じました。

それというのも、実はAちゃんはトライアルの時にはずっと泣いていて、今とは似ても似つかない全く別人のようだったからです。

それが今ではクラス前からジムの中を元気よく走り回り、積極的にクラスに参加してくれるようになりました。

来週はどんなことをするのだろう、どんな楽しい時間があるのだろうと期待をふくらます「好奇心」ほど、心身の成長の大きな原動力になるものはないのではないでしょうか。

好奇心があれば子供は自発的に物事に取り組むようになり、やがていろいろなことができるようになっていきます。

子供の運動教育では教え方といった技術、教授法ももちろん大切ですが、それよりも子供にとって自然と運動したくなる、その好奇心をくすぐるようなプログラムや雰囲気作りに力を入れた方が、より早く効率的に運動能力を高めることができると私は考えています。

当ジムの名前も、私が長年スポーツ教育に携わってきた結果、子供をわくわくさせる好奇心ほど教育にとって大切なものはないと気づいたことからバンコクに子供向けジムを設立する際、Waku Waku Gymと名付けたのです。

「好きこそものの上手なれ」は子供の運動においても全く当てはまります。これからも子供たちにとって「楽しい!」「また来たい」と思ってもらえるようなジムづくりに励んでいくつもりでおります。

子どもが先生の話を聞かない~わく通2019年11月号

ある保護者様より、子供が自分のやりたいことに熱中してしまい、先生の話を聞かないと言われてしまいましたとのお話を伺いました。

人間の脳にはやりたいことをやろうとするアクセルの働きと、それを我慢するブレーキの働きをする部位があり、2つの部位がバランスを取りながら生活をしています。

ただ、子供の時には好奇心が旺盛ですので、どうしてもやりたいことがあるとそれを我慢することが苦手という子供がたくさんいます。

親から見ると、なぜうちの子供だけが皆と同じことができないのだろうとやるせなさを感じることもあろうかと思いますが、今はアクセルをふかしているのだなと考え、ある程度の年齢になるまでは見守るという姿勢でよいのではないでしょうか。

脳の発育、発達から考えたときに私は、第二次成長期以前の教育では、まずアクセルを発達させ、それがある程度成長してきてからブレーキを鍛えてあげることが肝要であると考えています。

この順序を間違えてしまうと、本来子供が持っている能力を最大限に引き出すことが難しくなってしまうからです。

ちなみに、当ジムではクラスの最後に目をつぶる時間を設けていますが、これはブレーキを鍛えるためのものです。

直前まで思い切り体を動かしてアクセル全開の状態だったのが、急に目をつぶれと言われるのですから嫌でも自身にブレーキをかけなければならなくなり、それを繰り返すことによってけじめがついてくるのです。

ただここで注意していただきたいのが、ブレーキを鍛える絶好のタイミングとはアクセルが全開になっていて子供たちが満足している状態の時であるということです。

アクセルを全開にすることなく何かとブレーキばかりをかけようとすれば、
子供はフラストレーションが溜まってしまい、ブレーキを鍛えるのに逆効果となってしまうでしょう。

目をつぶるというけじめが上手につけられるようになってくると、アクセルとブレーキの切り替えも自然とできるようになってきます。

その結果、今度は目を開けた瞬間に先ほどのアクセル状態になって、大きな声で手を上げて発表できることにつながるのです。

当ジムでは運動ができるようになることはもちろん、けじめがつけられる子供に成長することも目指しています。

そのために、まずはクラス中に思う存分体を動かして十分な満足感を得てから、目を閉じて正座する時間を設けブレーキを鍛える練習をする、それを根気強く繰り返すことで子供は自分をコントロールする力を自然と身につけていくと思います。

速く走るためには ~わく通2019年10月号 

いよいよ来月は日本人学校の運動会が開催されます。

当Waku Waku Gymの子供は足の速い子供が多いと言っていただくことがありますが、それはクラスの中で足が速くなる運動を毎回行っているからです。

では、足が速くなるために必要な要素とは何でしょうか? 

それは「蹴る力」と「体幹の力」。

小学生レベルではこれがすべてと言っても過言ではありません。

ジムで行っているどのような運動が足を速くするために役立っているのでしょうか? 

蹴る力を強くする運動としては、トランポリン、お花ジャンプ、ケンケンパー、縄跳び、スキップ、くまさん走り、ホップステップジャンプなどがあげられます。

体幹を強くする運動としては、握手トレーニング、手押し車、鉄棒、うんてい、逆立ち、三点倒立、ボルダリング、トランポリンなどです。

これらはほぼ毎回行っているもので、これらすべてが上手にできるのであれば、日本人学校のクラスの中で間違いなく足が速いグループに属することができるでしょう。

当ジムでは、今後はより速く走るために腕振りやスタートについても練習を重ねていきます。

特に腕振りは速く走るためにはとても重要で、「肘を曲げて」「リズミカルに」速く振ることができれば速く走ることができます。

ただ、肘を曲げて振ることは筋力の問題もあり、練習すれば誰でも上手になるわけではありません。

私たちが見てきた限りでは、鉄棒やうんていが上手な子供は肘を曲げて走ることができるという傾向が見られます。

腕をリズミカルに振ることは、練習を重ねれば誰でも上手になります。

速く走るというとつい脚のことばかりに目が向いてしまいますが、急に脚力をつけることはできませんので、運動会までは腕をしっかり振らせることに重きを置いて指導して参ります。

クラスの中で動画を撮影して頂いた際には、腕がしっかり振れているかをお子様と一緒に確認して頂き、「もっとしっかり振れば速く走れるよ」と声をかけて頂ければと思います。

もし、少しでも蹴る力を強くしたいとお考えであれば、クラス前後にホップステップジャンプを練習することをお勧めいたします。

運動会は子どもにとって一年に一度の晴れ舞台ですので、是非当日はたくさんの声援を送り、子どもたちの頑張りを大いに褒めてあげて下さい。

この夏、多くの再会がありました~わく通2019年9月

ここバンコクは人の流れがとても速く、日本人学校では一学期終了時に多くの子供が本帰国をしましたが、二学期が始まった現在ではどのクラスでも日本から何人かの転校生が来ているようです。

これまでは、当ジムを巣立っていった子供達と再会する場面は主に春に行うスキーキャンプであったのですが、今年の夏は多くの子供たちがわざわざ日本からジムを訪ねて来てくれました。

その折にお母さまから、子供がWakuWaku Gymでの運動がとても楽しかったのでバンコクに出掛けた際にはぜひ遊びに行ってみようと考えて来ました、とのお話を伺いました。

これは私たち指導者にとってはとても有難いことであり、ジムでの時間がバンコクでの楽しい思い出として子供達の中に残っているということは、私たちが指導の際に何より大切にしている「子供達が楽しく体を動かせること」という目的を実現できていたのだなあと嬉しく思いました。

私はかつて大学で体育教師をしていた時、運動が苦手な学生と話す機会を意識的に多く持つようにしていました。

彼らは異口同音に小学校1年生から体育の授業が大嫌いだったと言っており、それは私にとって大変衝撃的な経験となりました。

その時の経験から、なるべく幼少期から体を動かすことは楽しいものだと感じさせる重要性を強く認識するようになったのです。

そのようなことから、当ジムでは運動が本来持つ遊びの要素を多く取り入れ、運動が苦手な子供たちでも楽しめるようなメニューを随所に取り入れるように工夫してきました。

「日本に帰国してからスポーツ教室に入会しようといくつか見て回ったのですが、Waku Waku Gymとは全く違う内容に子供が興味を示さず、結局入会を諦めてしまいました」と仰った方もいました。

日本に帰国された後、バンコクでの生活がとても良い思い出として残っていることを今回訪ねてきてくれた多くのお母さまのお話から感じることができました。

その楽しかったバンコク生活の中でも、Waku Waku Gymでの思い出が一番強く残っていると語ってくれた方もいらっしゃり、そのことを嬉しく思うと同時に私たちが大きな責任を担っていることを感じずにはいられませんでした。

今後も本帰国された方が当ジムを懐かしんで再び訪ねて来て下さるよう、
一生懸命子供たちに運動の楽しさを伝えていこうと思いを新たにいたしました。

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