Waku Waku Gym

Blog

ストレス撃退!オンラインでレッツダンス ~わく通2021年5月号

外出制限の中お子様はいかがお過ごしでしょうか。現在Waku Waku Gymではオンラインクラスを開講しており、毎日多くの子供たちが楽しく参加してくれています。

 

長期にわたる外出制限の中、私たちが最も心配しているのは、子供たちが家にずっといることでストレスが蓄積されることです。

 

お母様方は、お子様やご家族が新型ウイルスに感染したらどうしようという不安によるストレスを感じている方が多く、それは子供たちにも伝わっていることと思います。

 

我々大人はそれなりに気分転換するすべを持っていますが、そもそも当ジムに通っているお子様たちの年齢では、自分がストレス刺激を受けている事を自覚さえ出来ない子供が多いのではないでしょうか。

 

子供のストレスの原因としては、外出や外遊び、運動ができないこと、友達に会えないことなど様々でしょうが、それらのストレスが原因となりすぐに怒ったりぐずりやすくなったり、兄弟喧嘩や些細ないざこざが増えたりすることが懸念されます。

 

さらに、自分の感情をうまく親に伝えられない年代でもある子供たちの精神面、運動不足による体調の変化等の身体面なども心配の種でしょう。

 

子供たちを取り巻くこのような環境の中、現在のオンラインクラスでは30分という限られた時間の中で体のあらゆる部位を刺激する運動をまんべんなく行い、毎回汗ばむ程度の運動量を確保できています。

 

そして、お陰様でクラス最後の発表時には多くの子どもたちからとても楽しかったというコメントを頂いております。

 

また子供たちのストレス軽減が急務の中、さらに楽しく体を動かせる運動としてダンスをプログラムに取り入れることにしました。「アンパンマンダンス」と「わくわくダンス」の2種類を考案し実施していますが、こちらもなかなか好評のようです。

 

これらのダンスは、手と足の異なる動きを覚える必要があるため、身体だけでなく脳にも良い刺激を与えるという利点があります。リズムに乗って踊る楽しさを感じてもらい、子供たちにとって少しでもストレス解消の時間となってくれればと考えております。

 

なお、オンラインクラスに参加されていない方も、是非毎日の生活の中で意識して運動する時間を作って頂ければと思います。特に三転倒立、逆立ちは上半身の筋肉、つまり背中や腹といった体幹部のほか腕や肩の筋肉にも刺激を加え、さらに脚部の血行も良くなるのでお勧めの運動です。また、限られた空間での有効な有酸素運動としては縄跳びが最適ですので、是非毎日少しでも行って体力維持に努めて頂きたいと思います。

 

全員が揃って元気に運動できるジム再開の日を心より楽しみにしております。

すべては子供達の「できた!」のために ~わく通2021年4月号

今年度も「すべては子供達の『できた!』のために」をスローガンに掲げ、お子様が好奇心を持って楽しく体を動かし、様々な運動が出来るようにスタッフ一同一生懸命指導させて頂きます。

まずなにより大切なのは楽しく運動できる雰囲気作りです。

そのために「あいさつ」と「友達を名前で呼ぶ」という習慣づけを実施していきたいと考えています。

Waku Waku Gymでは一週間に一度しか会わない子供が多いので、すぐにお互いの名前を覚える事は難しいと考えがちですが、特に運動が得意でない子供にとっては友達から名前で呼んでもらうことで他者からの承認を得られたと感じ、大きな安心感を得ることができるのです。

座学で受ける勉強と異なり、運動は得手不得手が瞬時に明確になってしまうので、まずは運動が苦手な子供が楽しく参加できる環境を整えることが大切だと考えています。

また、お互いが挨拶できる関係性を築くことも良い雰囲気作りのためにはとても重要です。

ジムに来る子供たちを見ていて感じる事は、学年が上がるほど友達同士の挨拶が少なくなっていくという事です。

そこで「やぁ!」でも「オス!」でも「ヨー」でもいいので、友達同士目を合わせてしっかり挨拶するように指導していきたいと考えています。

ジムで運動しているときには、子供達の心が開いていて互いのコミュニケーションがとりやすい状態ですので、挨拶の指導をするにはとても良いタイミングなのです。

運動においても、また運動以外の他の分野においても、できないことができるようになるためには何度も失敗を重ねることが必須です。

だからこそ、失敗しても恥ずかしくないという雰囲気作りがとても大切であり、そのために重要なのが友達同士の関係性です。

互いに気軽に挨拶し合い、名前で呼び合う関係性があれば子どもは自分の居場所を持つことができ、もし何か失敗しても恥ずかしくない雰囲気を作ることができます。

そして、それこそがすべての子供たちに「できた!」を体験させるための一番重要な基盤となるのではと考えています。

本年度もどうぞ宜しくお願い致します。

できた!の陰にママの努力あり ~わく通2021年3月号

先日、ある幼稚園の男の子が逆上がりができるようになりました。

Waku Waku Gym入会当初は決して運動が得意とは言えず、教えるのに時間がかかる事もある子でしたので本当に驚きました。

当ジムでの入会期間は長かったものの、なぜ急に逆上がりができるようになったのか私自身、不思議に思っていたところでした。

しかし、後日お母さまとお話してみてその理由が分かりました。なんと、まさ先生から逆上がりとはどのような運動であるのか説明してもらい、それができるようになるためには何の能力が必要かを聞いて家で練習を重ねたということでした。

具体的には、自分のからだを引き付ける力が弱いのでうまく体を持ち上げることができないということを聞き、ジムでも行っている「だんごむし」を家で食事前に繰り返し行ったとのことでした。

なぜ食事前なのかというと、あることを習慣化させるためには、食事などの日常生活でのルーティーンに関連付けて行うと習慣化しやすいというまさ先生からのアドバイスによるものだそうです。

逆上がりができるようになってもすぐにまたできなくなってしまう子供は少なくありません。

この理由は明確で、普段の生活の中で鉄棒を行う習慣がないために、体重が増えたり、しばらく休んだ後の久しぶりのジムで逆上がりができなくなってしまうのは実際によくある事です。

逆に逆上がりが上手にできる子は学校でも休み時間に遊びとして行っている場合がほとんどです。ここでも習慣化が大切ということがご理解頂けると思います。

今回のケースで私が感心したことは、お母さまが逆上がりについてのメカニズムをしっかり理解されていたことです。だからこそまさ先生のアドバイスに耳を傾け、繰り返し練習を重ねることができたのだと思います。

Waku Waku Gymでもお子様に逆上がりができるようになってほしいと願うお母様は数多くいらっしゃいます。この暑いバンコクでは、日本では当たり前にできる外遊びもままならないことも多々あります。そのような特殊な環境下、限られた時間の中で逆上がりができるようになるためには、ジムでの練習以外にも家での練習もとても大切になってきます。

逆上がり以外でも、もし何かこの運動ができるようになってほしいという具体的なご希望がありましたら、ご遠慮なく私たちにお声をかけて頂ければと思います。

一人でも多くのお子様に「できた!」を感じてもらうため指導をさせて頂きますのでお母さま方からの積極的なお声掛けをお待ちしております。

なぜ跳び箱に数字がないの? ~わく通2021年2月8日

Waku Waku Gymでは現在、多くのクラスで跳び箱を使用していますが、学校や幼稚園の跳び箱には数字が書いてあるのに、なぜWaku Waku Gymの跳び箱には数字が書いてないの?と聞かれることがあります。
今回はそれについてお話させていただきます。

結論から申し上げますと友達と比較してほしくないからです。

自分の目標である色が跳べたらそれを素直に喜ぶ、そんな子供の純粋な喜びの機会を奪いたくないという思いから、あえて数字を消して色別で表すようにしました。

もし跳び箱に数字が書いてあったら、恐らくこの子は何段跳べてあの子は何段跳べるといった比較が始まってしまうことでしょう。そうなると仮に、ある子供がそれほど高くない箱を跳べるようになったとしても、他の子はさらに高い何段を跳べたという数字が先行してしまい、喜びが半減してしまうこともその理由です。

高い箱を跳べるようになるためには、高い箱に向かって走るという恐怖心に打ち勝つことが必須です。しかも何度も失敗しないと達成できないことなので、できたときには誰もが「跳べた!」というとても大きな喜びを感じることができるのです。

そのために跳び箱は、子供たちが「できた!」を感じることができる格好の教材となっているのです。

自分の中で今までできなかったことができるようになった時、その「できた!」という喜びが次も頑張ろうという意欲につながり、その積み重ねが将来様々な事にチャレンジする力の源になっていくのです。

もちろん、他者に対する競争心や闘争心が子供たちに刺激を与え、努力する力を生み出す事もまた事実ではありますが、当ジムの子供たちの年代では、それよりもこの「やればできる」という自己肯定感を体得する事の方が重要だと思います。

「他者と比較するのではなく過去の自分をアップデートしていく」そしてその頑張りを親が認めてしっかりほめてあげる。

その繰り返しが子供の自己肯定感をより強固なものとしていき、よりよい人生の礎となるのではと考えています。

子供たちは跳び箱を通してきっと頑張る姿を見せてくれると思います。そんな時には是非、お子様を思い切り抱きしめてほめてあげてください。

保護者様に『オンライン子ども体操教室が予想以上に良かった』とご紹介頂きました

今回は、Waku Waku Gymにとって大変嬉しいご報告です。

*

昨年から続くコロナ禍でタイ政府からの通達もあり、今年2021年1月クラスは残念ながらお休みすることとなりました。

仕方ない事とは言え、Waku Waku Gymを楽しみにしくれている子供たちに対し申し訳なく思っておりました。

そんな中、保護者の方からZoomによるオンラインクラスをやってみてはとお声があり、初めてオンラインでレッスンを行ってみました。

*

慣れない事でしたから不安もありましたが、参加された方からはポジティブな反応を頂き安堵しております。

何より、動きたい盛りの子供たちが学校へも行けず外遊びも出来ず、家の中で体力を持て余しているのはとても残念な事ですから、少しでも子供たち、保護者様のお役に立てた事、嬉しく思います。

*

そして、その体験を保護者のMachico様がご自身のブログ『元介護士、バンコク駐在妻4年目~大切な人とのふんわり温かい時間~』で良かった点3つにまとめご報告してくださったのです。

ご本人様からのご承諾を得たので、こちらで抜粋をご提示いたしますと、

1.毎日決まった時間に運動をする習慣がついた

2.家の中でもいろんな種類の体操ができることを知った

3.先生方の子どもたちを楽しませる工夫が素晴らしかった!

元介護士、バンコク駐在妻4年目~大切な人とのふんわり温かい時間~

このように書いて頂くと、私たちも開催して良かったと温かい気持ちになりました。

*

子供たちの笑顔と、保護者の皆様たちの温かいお心遣いが私たちスタッフの励みとなっており、皆様には感謝しかございません。

この場を借りてお礼申し上げます。

Machico様のブログ記事『オンラインでの子ども体操教室が予想以上に良かったこと!』には、より詳しいご報告が書かれています。ぜひこちらの記事もお読みください。

どんな時でも子供たちが元気に笑顔で暮らせるよう、Waku Waku Gymがお役に立てれば光栄です。

久しぶりに緊張&感動しました~わく通2021年1月号

*

さて、現在のジムの一時閉鎖に伴いオンラインクラスを開設しておりますが、今回はその初日の出来事についてお話させて頂きます。

ジムが休業する事になった時、オンラインクラス開設を全く考えなかったわけではないのですが、決め手となったのは保護者様から「オンライン授業があれば子供が喜ぶと思います」、という声を数多く頂いたことでした。

 私は長年の教員生活の間でも緊張するという経験がほとんどなかったのですが、オンライン授業の初日は久しぶりに緊張感を覚えました。

Zoomを使っての授業は初めてでしたし、うまく子供たちが動いてくれるか、30分間飽きずに授業に参加させられるかなど、考えると非常に不安でした。

そして本番開始5分前、不安半分、楽しみ半分の高まる気持ちの中Zoomを開いてみると、クラス開始を待っている子供たちの笑顔が画面に飛び込んできたのです。

その笑顔を目にした途端に緊張はほぐれ、画面に映る1人1人に話しかけているうちにオンライン授業を開始して本当に良かったなと言う気持ちがこみ上げて来ました。

 オンラインクラスを開設していなかったら、私たちは毎日子供たちと会える事もなく、トレーニング内容の確認や新メニューの考案などを行いながらジム再開をひたすら待ちわびる日々を過ごしていたに違いありません。

 オンライン授業を行う事で私たちが運動不足の子供たちを支えたいと思っていたのですが、同時にジムを楽しみにしてくれている子供達に私たちも支えられていることを改めて感じ、深い感動を覚えたのです。

Zoomでの授業という機会が、そのような大切な気づきを私たちにもたらしてくれました。

 ご参加頂いている方からは子供が毎日喜んで運動していますという声を多く頂き、まさ先生共々大変嬉しく思っています。今後とも日々楽しく運動出来る環境を提供できるよう精一杯努めていきたいと思います。

 今後のジム再開時期につきましてはまだ明確ではありませんが、オンラインクラスにご参加頂いているお子様は引き続き毎日30分一緒に楽しく身体を動かして、体力を落とさないように頑張って行きましょう。

 また、オンラインクラスにご参加されていないお子様も、短時間でも構いませんので出来る範囲で毎日運動を続けて欲しいと思います。

 クラス全員がジムで再会し、思いきり運動出来る日が1日も早く来る事を心より願っています。

子供遊びの大切さ ~わく通2020年12月号

Waku Waku Gym

さて、クラス終了後は消毒作業がない場合には遊んで帰る子供が多いのですが、今回はその遊びに変化が見られましたのでそのお話をしたいと思います。

Waku Waku Gym

今まではクラスが終わると各々がボールで遊んだり男の子、女の子同士でそれぞれ遊んだりすることが多かったのですが、接触感染を防ぐためボールを使用できなくなった子供たちはどのようにして遊ぶのか私は興味津々で観察していました。

当初はやはり男女別れて鬼ごっこをしていたのですが、つい最近では男の子と女の子が一緒に遊ぶ光景が見られるようになってきました。

その際にはリーダーとなる子供がいて、その子に「入れて」と言ってから仲間の輪に入ったり、入ってきた子にルールを説明する子がいたり、帰る際には皆に「バイバイ」と言ったりして子供の社会ではありますが、しっかりとした秩序が見られるようになってきたのを見て、私は皆が一つになって一生懸命遊んでいるなと嬉しく感じました。

Waku Waku Gym

子供たちにただ運動させることだけが当ジムの目的ではありません。

Waku Waku Gym

運動終了後は緊張感から解放され、やれやれという安堵感と共に心が開いた状態ですので、もう少し遊んでから帰ろうと考えている子供はたくさんいると思います。しかし、ボールは使えない、男の子、女の子が別々に遊んでいては人数が揃わない・・・。そのような状況から自然発生的に皆での鬼ごっこが始まったのでしょう。

Waku Waku Gym

遊びは子供の好奇心を大いに刺激します。特に異年齢の子供がいるときにはお互いに気を使うことで社会性、協調性、主体性が伸ばされるので、その観点からもジムでのクラスの年齢構成は最適です。

私はバンコクに住む子供たちは、残念ながらこのような自然発生的に遊びが生まれる機会がとても少ないと感じています。

と言いますのも、学校生活では放課後に遊ぶこともできずにすぐ下校しなくてはならず、往復はバスで、帰宅してから気軽に友達の家にも遊びに行けない環境だからです。

Waku Waku Gym

保護者の皆様の中には、ジムでのフリープレイタイムには子供同士遊んでいるよりも、うんていや鉄棒を練習してほしいとお考えの方もいらっしゃるかと思います。もちろん、個人練習も大切ですし存分にやっていただきたいのですが、子供同士で遊んでいるときのお子様の表情を是非見て頂きたいのです。

一人遊びでは見られない、生き生きとした表情で一生懸命遊んでいる姿を見ることができると思います。そして、このタイミングが子供にとって社会性や協調性や主体性を学ぶ学習効果が最も高いのです。

人間としての基礎を学んでいると言っても過言ではありません。遊びは子供にとっての仕事だと言われています。一人でタブレットに向かうのではなく、異年齢の子供同士で夢中になって遊ぶ経験は大人になってからおおいに役に立つのです。

ほめて指導するということは わく通2020年11月号

先日あるお母さまより、お子様が他の習い事で友達からマイナスなことを言われ落ち込んでいるとの話を伺いました。

そこで今回は私たちが子供を指導する上で気を付けていることをお話し致します。

まず、私たちは子供の運動を見てほめることを心掛けています。

ほめる点は技能が上達した事や頑張っている事など様々ですが、それを伝えることで子供自身に自信をつけてもらうともに、運動する際に安心感を与えることがとても大切と考えています。

毎回ジムで子供たちは「柳井式プログラム」で様々な運動を行っていますが、すべての運動を自信を持って行っている子供はほとんどいないと思います。

逆にできなかったらどうしようという不安と常に隣り合わせな子供が大勢いるので、まず彼らにうまくできなくても大丈夫だよというメッセージを送ることが大切であり、そのために些細なことでも積極的にほめるようにしているのです。

ほめられた子供は最初きょとんとしていますが、一般的には徐々に本領を発揮して楽しく運動をやってくれるようになります。

また、私たちがほめることを日常的に行っていると、子供同士もお互いを見るうえでうまく運動できなかったことをからかったり、失敗したことを笑ったりすることもなくなってきます。

子供たちは感性が非常に豊かで私たちの行動をよく観察してすぐに影響を受けるので、私たちが良い点を見てほめていると子供たちも自然とそのようになってくるようです。

ただ、子供の世界は精神的な成熟度がまだ成長過程にあるためになかなかシビアなところもあるので、友達の失敗をからかってみたり、冒頭のように友達が傷つくことを言ってしまったりすることが往々にしてあるのです。

ですから、子供たちに楽しく運動してもらうためには、私たちが子供たちの心の中にはまだ成熟しきらない部分があることを意識しながら、そこを刺激しないように指導に当たる事が重要であると考えています。

運動は得手不得手が周囲にすぐに分かってしまうので、どうしても苦手意識のある子供は積極的に運動することをためらってしまいがちです。

しかし、面白い事にこのような子供もほめられて自信がついてくるとある時を境に急に積極的に楽しく運動するようになってくるのです。

その理由はおそらく今のお子様の年代は活動欲求が非常に高いので、本能的に「運動したい」「体を動かして暴れたい」という気持ちがとても強いからなのでしょう。

そこまで私たちが引き出してあげれば、あとは自分から積極的に運動に取り組み、自然にどんどん上達していきます。

このように、ほめることは子供の運動教育の場ではその能力を引き出す上でとても大切な要素なのです。

まさ先生のボール取り~わく通2020年10月号

今回は子供たちに大人気のまさ先生のボールとりについてです。

このプログラムは子供たちに好評で、毎回楽しそうな子供たちの笑顔を見ることができます。では、このボール取りの目的とその効果とはどのようなものでしょうか?

まず目的ですが、子供たちに笑顔になってもらいクラスの雰囲気をなごませるというアイスブレーク的な役割があります。

ジムに通っている子供の中には、運動がとても得意というよりむしろ苦手意識を持っていたり、できれば避けたいと考えている子供が多くいます。

そのような子供にいきなりうんていや鉄棒に取り組ませようとしてもなかなか思い通りに動いてくれません。

その子たちに積極的にクラスに参加してもらうためには、みんなで盛り上がって何か一つの目的を達成する運動が必要であり、そのためにこのボール取りというプログラムを考案しました。

また、スポーツ教室というと厳しい指導が待っているというイメージがあり、怖くてトライアルに参加することすらためらってしまう子も少なくありません。

そのような雰囲気を払しょくするためにも、このボール取りは非常に役に立っています。

最近では、逆に子供たちがまさ先生からボールを奪って、先生が子供たちを追いかけるという楽しいシーンも見かけるようになりました。

では次に、これは各種スポーツにはどのような効果をもたらすのでしょうか。

まずは前後左右に全力で走る訓練になるということです。敵を追いかけて走り回るというのは各種スポーツでよく見られる動きです。

次に切り換えの素早さが身につくことです。

ボールを操作するまさ先生が急激に方向を変えた際にすぐに反応してついていく動きは、サッカーやバスケットボールやラグビーなどのディフェンスの際に重要な能力です。

一般には反射神経と言ったりするので反射神経が養われると言った方が分かり易いかもしれません。

さらに、子供たちはボールを追いながら実は他の子供との距離感も計りながら動いています。

多くの子供が一つのボールを追いかけてもほとんどぶつかることがないのは、一人一人がしっかりと他の子供の動きを見ているからにほかなりません。

これもボールを用いたスポーツや鬼ごっこやドッジボールなどで重要となる能力です。

はたから見るとただ単に遊んでいるようにしか見えないボール取りですが、目を輝かせながらボールを追いかけている子供たちの脳はこのように様々なことを考えながら働いていて、種々のスポーツにも良い影響をもたらす大切な運動の一つなのです。

ジムを再開して感じたこと ~わく通2020年9月号

さて、Waku Waku Gymは8月17日より再開し、近頃はだいぶ日常を取り戻してきました。

今回はジムを再開して保護者の皆様とお話をさせて頂き、私が感じたことについて述べたいと思います。

何よりもまず感じたことは、保護者の皆様が私たちを温かく迎えてくれたことでした。

ジム再開後一週間の間は各クラスの最初に改めてお詫びを申し伝えましたが、保護者の皆様からは

「待っていたんですよ」
「子供がいつから始まるのと何度も聞いてきました」
「わくわくが始まってくれて本当に良かったです」
「子供がわくわくバックを取り出してきて行く行くと聞かないのでなだめるのに苦労しました」
といった嬉しいお話を伺うことができました。

*

私は当ジムを設立する際に、
「子供たちの未来をもっと豊かに、もっと幸福にしたい」という理念のもと「すべては子供たちの『できた!』のために」というスローガンを掲げたのですが、同時に運動不足に悩むタイ在住の日本人子女のお役に立ちたいという非常に強い気持ちもありました。

今回日本での長期滞在を余儀なくされ、そのときに自分の居場所はバンコクのWaku Waku Gymであるということを改めて感じ、早く戻って子供たちと一緒に運動したいと強く思っていました。

実際、バンコクに戻る具体的日程が決まった時には私もまさ先生もまた子供たちと一緒に運動できるとわくわくした気持ちでいっぱいでした。

そして、実際に帰ってくることができて皆様に温かく迎えて頂いた時には、本当に感謝という言葉しか思い浮かびませんでした。

また、皆様に再開を楽しみに待って頂いていたということは、今までの私たちの取り組みが子供たちの未来のために少しは貢献できているのかもしれないと感じることもできました。

これからも子供たちが楽しみながら「できた!」を一つでも多く感じることができるようなクラスをまさ先生共々作っていきたいと考えております。

その小さな「できた!」を積み重ねることで、やがて揺るぎない自信が生まれ、セルフエスティーム(自分は価値ある人間だと認められる自己肯定感)が高まって行くのだと思います。

そして、セルフエスティームが高まる事で心身共に安定した大人になり、
最終的に子供たちの未来がより豊かに、より幸せになる事につながるのだという教育信念を持ちながら今後とも指導していきたいと考えております。

UA-56816741-1