Waku Waku Gym

指導に当たる際に最も大切な事~わく通2016年4月号

 

4月より、新年度が始まりました。

2016年度も
「すべては子どもたちの『できた』のために」
をスローガンに、

お子様たちが楽しく運動し、
「できた!」を通して自信をつけ、
セルフエスティーム(自己肯定間)の高い大人になる
お手伝いをして参りたいと考えております。

 

タイランドでWaku Waku Gymを開設する以前
私は大学で体育教師をしており、
毎年たくさんの様々な学生と接してきました。

今回は、
20年間の教師生活で体感した
「指導に当たる際に最も大切な事」
についてお話しいたします。

 

教師として最も大切な事、それは、
生徒に対し情熱と真摯さを持って
真正面から向き合っていくことです。

 

「情熱」というと、
いわゆる熱血教師を思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれませんが、
それとは少し異なり、生徒一人ひとりにあきらめずに
根気強く接することではないかと思っています。

 

大学の教員時代、理由は様々でしたが、
毎年何人かは私に心をなかなか開いてくれない学生がいました。

そのような場合に私が心がけた事は、
毎回必ず自分から彼らに声かけをすることでした。

 

交わす話の内容は他愛もないことばかりでしたが、
これを根気強く継続する事で最終的には
たいていの学生と心を通わせることができました。

今になって考えてみると、自ら積極的に学生と
コミュニケーションをとり続けることが彼らの心を開き、
ひいてはクラス全体の良い雰囲気作りにも
つながっていったと思います。

つまり、
生徒一人ひとりと情熱を持って接することが
真摯さにつながり、

それが最終的にはクラスの雰囲気を
良好なものにして生徒が思い切り体を動かせる
環境づくりに寄与したのだと考えるようになりました。

 

新年度になり、
当ジムにもたくさんの子供たちが
新しい仲間として入会してきてくれました。

どの子も最初はクラスの雰囲気に馴染むのに時間がかかります。

とりわけ運動が苦手な子は
人前で運動することに対して抵抗を感じる場合が多くあります。

 

まずは、
すべての子供たちが楽しく運動する喜びを得られるよう、
今年度もスタッフ一同、

常に笑顔を絶やさず、
子供たちに情熱と真摯さを持って接し、
子供たちが楽しく運動できる環境を整え、

彼らが本来持っている素晴らしい能力を最大限に
引き出していきたいと考えております。

 

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