さて、これから5,6,7,8歳以上のクラスでは
跳び箱を行っていきたいと思っています。
跳び箱は大きな箱に向かって走っていって、
踏み切った後にその箱を跳び越える
とてもダイナミックな運動です。
では、上手に跳ぶためにはどのような能力が必要なのでしょうか。
今回はその2つの能力についてご説明したいと思います。
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跳び箱は、女の子よりも男の子のほうが上手にできる傾向があります。
その最も大きな理由として、
跳び箱を跳ぶ際に女の子の方が恐怖心を持ちやすいからです。
つまり、跳び箱が上手に跳べるための最も重要な事の一つとして、
怖がらないこと、さらに言えば
「絶対に跳べるんだ」という強い精神力が挙げられます。
もう一点は、自分の体を腕でしっかり支えることができる能力です。
これは腕の力があるかどうかということですが、
当ジムではクマ歩きや逆立ちや手押し車や
握手トレーニングなど、腕を使う運動を
毎回取り入れていますので、
これについてはさほど心配しなくても良いかと思います。
ただ、跳び箱を跳ぶためには
体を支える力だけでは十分ではなく、
跳び箱に着いた手より肩を前に出す運動が
できなくてはなりません。
この運動は今まで経験がないので初心者には特に難しいようです。
勢いよく走ってきてしっかり跳べているのに
腕を突っ張ってしまって、
肩が跳び箱についた手よりも前に出ずに
跳び箱に座り込んでしまうパターンはよく見受けられます。
ここでも実は恐怖心が強く影響しています。
同じ高さの馬とびは軽々跳び越えられるのに、
箱になってしまうと途端に跳べなくなってしまう・・・・。
ただ、その場の雰囲気や勢いのお陰で恐怖心が薄れ、
今までで跳べなかった子供が
急に出来るようになることは珍しい事ではありません。
お母さんの「頑張って!」の一言で
跳べるようになった子供もいます。
今後クラスで跳び箱を行う際には、
是非お子様の勇姿にあたたかなご声援を宜しくお願い致します。