Waku Waku Gym

バランス能力を高める~わく通2013年11月

 

当ジムでは日本人学校の運動会に向け速く走るトレーニングを継続して参りました。

おかげさまで今年(2013年)は昨年よりも徒競走でよい結果が出たという喜びの声をたくさん聞く事ができました。

何ヶ月にも渡るトレーニングの成果を出せた事、毎週繰り返し練習に励んできた子供達の努力が実を結んだ事を心より嬉しく思います。

 

運動会終了に伴い、
当ジムでのプログラムも少し視点を変えて行っていきたいと思います。

その第一弾として「バランス」能力(平衡感覚)を高めるプログラムを開始します。

 

サッカーでシュートする
テニスでボールを打つ
野球でボールを投げる
スキーやスケートを滑る

あらゆるスポーツシーンでバランス能力は必要とされます。

当ジムで毎回行っている縄跳びや三点倒立、トランポリンなどは、すべてバランス能力を鍛えるために有効な運動です。

 

バランス能力を保つための重要な器官は耳の奥の三半規管にあり、その三半規管での情報が直ちに脳に送られ、人は自分の身体の位置や運動の変化を認識する事ができるのです。

また、バランスとは脳が働くだけではなく、視覚からの情報や、身体が傾かないために筋肉や関節も協調し働く事によって初めて保たれるものなのです。

 

例えば平均台で下を向いて歩いてしまうと視覚からの情報が不足し、上手に歩く事が難しくなってしまいます。

また、スキーやスケートで初心者が上手に滑れないのは、どうしても恐怖心が先立ち、足元を見て滑ってしまうからです。

 

スポーツにおいて重要なバランス能力を育てるため、今後はまずは片足にしっかり体重をのせて安定して立つこと、平均台を落ちないで歩く事を目標に指導して参りたいと思います。

 

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