Waku Waku Gymでは将来にわたって子供たちに、積極的に運動に関わっていってもらえるよう指導をしております。
その際に私たち指導者が最も気を付けていることは一体何でしょうか?
私たち人間は「動機」と「習慣」によって、その行動に大きな影響を受けると言われています。ですから、子供を運動好きにするためには
「運動って楽しい!」
「もっとやってみたい」
と動機づけることが大切な第一歩となります。
反対に言えば、子供をうまく動機づけられなかった場合には運動好きに育てることは困難でしょうし、それを長く継続することも難しいでしょう。
その動機づけのために私たちが一番に心掛けていることは、子供の頑張りを「認めてほめる」ということです。私は、子供たちが頑張れる原動力は、他者からの承認が最も大きいと考えています。例えば鉄棒前回りが上手にできない子供でも、
「頭を一人で下げられるようになったね。」
「手を放さないで回れるようになったね。」
といったように、些細なことでも良い点を見つけてほめたり声掛けをすることが、もう一回頑張ろうという気持ちにつながるのです。
幸いなことに当ジムの子供たちは、運動の好き嫌いや得手不得手もまだ特にないという、真っ白な状態で入会してくる場合がほとんどなので、うまく子供をその気にさせることさえできれば、同じ運動を根気強く続けているうちに、それほど苦も無く上達することが可能です。
ただ、同じことをひたすら繰り返して行っていると、子供はすぐに飽きてしまいます。そこでこれには集中力を持続できるプログラムの作成や、
どれだけ子供を引き付ける指導ができるかといった指導者の能力がとても重要になってきます。
さらに、効率的な運動能力向上のためには、スタートする年齢もまた大切な要素になります。
幼少期から10代までの年代は運動欲求がとても高い時期なので、動機づけさえうまくいけば、あとは子供が自ら積極的に取り組んでいき、
自然に上達していくものです。
このように考えると、動機づけがいかに重要かお分かりいただけるのではないでしょうか。
この動機づけは運動能力の向上だけでなく、教育や躾といった子育て全般も大きく関わってきます。
今後も子供たちのやる気を引き出しながら運動する楽しさを伝えられるよう、しっかりと指導させていただきます。