ブログ移転前の記事をご紹介致します。
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今回は「三転倒立」についてです。
様々なスポーツを行ってきた私個人の経験談ですが、
技術の向上のために最も役立った運動は何かと聞かれれば
私は迷わず「逆立ち」と答えるでしょう。
特に空間でのバランス能力が要求される
バレーボール、バスケットボール、バドミントンなどでは
大いに役に立ちます。
逆立ちをするためにはまず、
できなければならない運動が三転倒立です。
そして、三転倒立から逆立ちをマスターするためには
頭部の一点に重心を持ってくるバランス感覚がとても大事です。
重心を一点に集めるためには
背中や脚部の筋肉を緊張させ、
体がぐらぐら動かないようにする能力が要求されます。
当ジムでいつも行っている壁を使っての三転倒立は、
多くの子供たちができるようになりました。
そこで現在、Waku Waku Gymの幼稚園クラスでは、
手を離してじゃんけんしたり、
両手を離して手拍子をさせ、
しっかり頭部の1点に重心をかける練習をしています。
また小学生クラスでは、
希望者には壁を使わずに三転倒立をする練習をしてもらっています。
三転倒立ができるようになると、
どの子も自信を持って他の運動にも取り組むようになる気がします。
できなかったことができたことの他に、
今まで見たことのない逆さまの光景を目にしたという
新たな刺激も大きいと思います。
さらに他の子供たちが「すごい!」と称賛してくれることも
自信につながるのでしょう。
3月に開催したネクサス明倫との特別企画「Let’s文武両道」では
子供たちに三転倒立を行わせましたが、
Waku Waku Gymに通っている何人かの子供が壁を使わず
三転倒立をしているのを見て、
他の多くの子は、彼らをサーカスの魔術師を見るかのように感心していました。
その後は彼らのようにできるようになりたいと、
多くの子供たちが毎日のように三転倒立を練習するようになりました。
子供にとってできない運動ができるようになることは、
大人が思っている以上に大きな自信につながることが少なくありません。
このような経緯から、Waku Waku Gymの小学生クラスにおきましては、
今後できるだけ壁を使わず三転倒立ができるよう指導していくつもりです。
~2014年4月17日のブログ記事より~