Waku Waku Gym

初心者指導のキモとは?~わく通2019年6月号

毎年4,5月は新規入会の方が多いので、クラスにまだ慣れていない子供が少なからずいるのですが、最近になってだいぶ落ち着いてきたように感じます。

今回は、まだ慣れていない子供をはじめ、すべての子供たちが楽しみながら運動を継続していけるために、私たち指導者がどのような事を心掛けているのかをお話させていただきます。

まず、何より大切なことは恐怖心を取り除くことです。

特に、母親との世界がすべてであるといっても過言ではない幼稚園入園前の子供にとっては、母から離れて全く経験のない運動をさせられるのですから、怖がるなという方が無理かと思います。

そのような年代の子供に対しては、ママがそばにいるから大丈夫という言葉をかけたり、運動の際も、意図的に動作をゆっくり行うなどしてなるべく恐怖心を与えないように心掛けています。

幼稚園児や小学生でも、初めて行う運動に対してはやはり恐怖心を抱くものです。

跳び箱などはその最たる例で、箱から落ちたらどうしよう、箱に足をぶつけたら痛いかもしれない、などを考えるとどうしても箱を飛び越えることを躊躇してしまうものです。

そのようなときには、箱を飛び越えるのではなく、まずは箱の上にのる練習から始めています。

跳び箱は踏み切り動作を正しくできることが、成功のための最重要ポイントです。

ですから、まずは踏み切り動作を習得させると同時に、箱の上にのることができるという自信を持たせることができると、次は子供たち自らそれを跳び越えてみたいと思ってくれることが多いです。

恐怖心が無くなってくると同時に、褒められてうれしかった少しずつ出来なかったことができるようになってきたという
成功体験を重ねることで、やがてクラスの一員としての居場所がでてきて安心感が芽生えてきます。

それがちょうど今くらいの時期なのではないでしょうか。

どの子も皆、繊細な心を持った子供たちです。

当ジムではすべての子供たちにここでの時間を思う存分楽しんでもらいたいと考えています。

そのためには、まず運動に対する恐怖心を取り除き、子供たちが安心して全力でクラスに臨めるよう努めていきたいと思っています。