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Waku Waku Gymに来られるお母さま方と話をしていると、お子様が毎週のクラスをとても楽しみにしてくれているという話を度々伺うことがあります。
今回はその中でも特に楽しみにしてくれているAちゃんの話をします。
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ある時、Aちゃんとわくわくノートを書きながら話をしていると、なぜかノートに来週、再来週の日付が既に書き込まれているので不思議に思い、お母さまにその事についてお聞きすると「毎回のクラスを待ちきれないくらい楽しみにしているので、家でわくわくノートを取り出して次回のクラスの日付を書いているのです」とのこと。
家でノートを取り出して、次回のクラスの日を事前に書き込むほど楽しみにしてくれているというお話を聞いたのは初めてだったので、とても驚いたと共に大変嬉しく感じました。
それというのも、実はAちゃんはトライアルの時にはずっと泣いていて、今とは似ても似つかない全く別人のようだったからです。
それが今ではクラス前からジムの中を元気よく走り回り、積極的にクラスに参加してくれるようになりました。
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来週はどんなことをするのだろう、どんな楽しい時間があるのだろうと期待をふくらます「好奇心」ほど、心身の成長の大きな原動力になるものはないのではないでしょうか。
好奇心があれば子供は自発的に物事に取り組むようになり、やがていろいろなことができるようになっていきます。
子供の運動教育では教え方といった技術、教授法ももちろん大切ですが、それよりも子供にとって自然と運動したくなる、その好奇心をくすぐるようなプログラムや雰囲気作りに力を入れた方が、より早く効率的に運動能力を高めることができると私は考えています。
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当ジムの名前も、私が長年スポーツ教育に携わってきた結果、子供をわくわくさせる好奇心ほど教育にとって大切なものはないと気づいたことからバンコクに子供向けジムを設立する際、Waku Waku Gymと名付けたのです。
「好きこそものの上手なれ」は子供の運動においても全く当てはまります。これからも子供たちにとって「楽しい!」「また来たい」と思ってもらえるようなジムづくりに励んでいくつもりでおります。