さて、最近子供たちはクラスが終わってもすぐには帰ろうとはせず、
鉄棒やうんていをしたり、ボールを蹴ったり、
子供同士で遊んだりすることが多くなってきたように感じております。
クラス中は多少の緊張感がありますが、
終了後はどの子もその緊張感から解き放たれ、
活き活きとした表情で遊んでいます。
私はこの時間が子供たちにとってとても大切なのではと考えております。
と言いますのも、運動には子供たちの心を開いてコミュニケーションを円滑にする働きがあり、
その働きを最大限に生かせるのがクラス終了後のタイミングだからです。
クラス中には、あまり私に話しかけてこない子供が積極的に幼稚園の話をしてきたり、
クラス中には見られない笑顔で遊んでいる子供を見かけることもよくあります。
そのような子供を見るたびに当ジムの特徴でもある
「クラスと終了後のフリープレイの組み合わせ」が体を動かす楽しさを形成していると強く感じております。
バンコクに住む日本人の子供を見ていて残念に思う事は、
放課後がないということです。
学校生活という「ON」の状態が終わって開放された心理状態の時に、
学校に遅くまで残って友達と話をしたり、
寄り道をして帰ったりといった「OFF」の状態をつくってバランスをとることは、
子供のみならず私たち大人にとってもとても重要な事ではないでしょうか。
当ジムでのクラス終了後のフリープレイの時間が、
その「放課後」の役割を担えればと考えています。
土日や祝日には多くのお父様もお見えになり、
お子様と共に「放課後」を楽しんでいる光景をよく目にします。
各クラスともクラス終了後30分のフリープレイの時間を設けておりますので、
お子様が最も活き活きしている時間を是非ご覧頂ければと思います。